NYCツアー雑感

初の海外遠征を行って来たカーリーズですが、たった2回とはいえ、異国でライブをやるというのは新鮮な体験でした。
あちらのライブハウスでは、自前の機材を持ち込むのが前提で、どのバンドもマイドラムセットを持って来てるのは印象的でした(日本だと大体、ライブハウス所有のセットを借りて使う)。これって当然といえば当然のことなんだけど、でも、日本の土地事情でドラムセット一式揃えて置いておくなんてなかなか難しいよね。だから日本のロックは気合入ってないんだよ!ということではなく、本当に日本でバンド音楽をやるには「土地事情にあった楽器編成」って所から見直さなければいけないのかもしれないよね(そこにはすごい可能性があると思うよ!)。俺も日頃から無意識の内に「コンパクトに、コンパクトに…」という発想に向かってるもんね。
今回、俺が一番アウェー感を感じたのは、そうゆう所の意識の違いなんだけど、どっちが良いとか悪いというのは感じなかったな。だってライブはバリバリいつものペースでできたし、お客さんは少なかったけど、対バンもスタッフも喜んでくれた。カーリーズは「どこにでも持っていける」バンドになりつつあります。