久しぶりのストーンズ

ローリングストーンズ「女たち」を聴いています。久々にストーンズに戻ってきた感のある朝であります。「Miss You」のキックの音がたまらない。
ストーンズは今にもバラバラになりそうな五つの音塊だ。そこを聴き手が束ねてドライブさせて行くのが楽しい。
そしてストーンズはあらゆる欲望を肯定する。だって俺達が転がって行くにはそれしかないから。とても哀しい。だけどしょうがない。快楽を追い続けた末、落ちていったとしてもOK。くよくよするなよ。〜したい、〜になりたいという気持ちを忘れるな。と、このバラけたサウンドは、俺達の生の源(それがどんなに後ろめたいものであっても)に光を当ててくれるんである。